「腸・ヘルスケア」と「フードアレルギーケア」の違い
今回は、猫ちゃんわんちゃんの腸を元気に育てるための2つのごはん、
「腸・ヘルスケア」と「フードアレルギーケア」についてご紹介します。
どちらも腸活をサポートする機能を持っていますが、使っている食物繊維や得意な働きが少し違います。
それぞれの特徴を知って、愛猫・愛犬にぴったりのごはん選びに役立ててもらえたら嬉しいです!
① 腸・ヘルスケア
「サイリウム(水溶性食物繊維)」と「フェカリス菌(乳酸菌)」を配合。
このごはんのポイントは
✅ うんちの状態を整えること
✅ 腸内のお掃除力が高いこと
サイリウムは、水分を吸収して膨らむ性質があり、腸をやさしく刺激してくれます。
便秘・下痢、どちらのトラブルにも対応できる頼もしい存在です!
また、配合されているフェカリス菌は、加熱処理されているため腸内で「生きて働く菌」ではありません。
その代わりに、すでに腸内にいる善玉菌たちのエサとなり、善玉菌をしっかり育ててくれるんです。
「うんちが緩い」「うんちがコロコロ」「うんちのにおいが気になる」
そんな子には、腸・ヘルスケアがおすすめ!
② フードアレルギーケア
「イヌリン(水溶性食物繊維)」と「ケストース(オリゴ糖)」を配合した療法食です。
このフードの得意分野は
✅ 善玉菌をしっかり増やすこと
✅ 腸内フローラを整えること
イヌリンとケストースは、善玉菌のエサとなって腸内環境を整えるパワーが抜群。
「腸内環境から健康を目指したい」そんな子にぴったりの腸活フードです。
名前に「アレルギーケア」と付いていますが、アレルギーのない子にももちろん使えます!
🧬 なぜ「アレルギーケア」なの?
実は、腸には全身の約60%の免疫細胞が集まっており、腸内環境が乱れると免疫バランスが崩れ、アレルギー反応が悪化しやすくなります。
また、腸内フローラのバランスが悪化すると、免疫担当細胞の産生が乱れ、その乱れがアレルギー体質を招く一因になるとも考えられています。
つまり、腸内環境をはじめとする全身の菌のケアをすることで、アレルギーの出にくい体質作りを目指すことができるのです。