【保存版】総合栄養食とは?犬・猫の健康を守る「毎日の主食」の選び方を解説
ペットフードのパッケージに書かれている「総合栄養食」という言葉。
よく見かけるけれど、「実はイマイチよく知らない…」という飼い主さんも多いのではないでしょうか?
この記事では、犬や猫の健康を守る基本中の基本、「総合栄養食とはなにか?」を初心者にもわかりやすく解説します。
あわせて、一般食やおやつとの違い、選び方のポイントもご紹介します。
◆ 総合栄養食とは?簡単に言うと「主食になるフード」
総合栄養食とは、そのフードと水だけで、犬や猫が健康に生きていくために必要な栄養素をすべて満たしているペットフードのことです。

つまり、人間で言えば「毎日食べるごはん・おかずが1つになった完全食」のようなもの。
総合栄養食と水さえ与えていれば、他に何かをプラスしなくても、健康を維持できるように作られています。
◆ 総合栄養食と一般食・おやつの違いは?
以下の表で、それぞれの役割と違いを比較してみましょう。
ここで注意したいのが、「一般食」の扱い方。
これだけでは栄養バランスが偏ってしまいますので、必ず「総合栄養食」と書かれているごはんを中心に、トッピングなどとして使用しましょう。
参考:一般社団法人ペットフード協会|ペットフードの種類
◆ 認証や基準:どのように「総合栄養食」と判断される?
総合栄養食として販売されるためには、一定の栄養基準を満たす必要があります。
主な基準は以下の通りです。
・AAFCO(米国飼料検査官協会):世界的に使われている栄養基準
・FEDIAF(欧州ペットフード工業会連合):ヨーロッパ基準
・日本:ペットフード公正取引協議会による表示基準(AAFCOの基準を採用)
これらの基準をもとに「成犬用」「子猫用」「シニア用」など、ライフステージごとの栄養バランスが設計されています。
◆ 総合栄養食を選ぶときのポイント
数あるペットフードの中から、どれを選べばよいか迷ってしまいますよね。
「総合栄養食」であることはもちろん、以下のようなポイントをチェックしましょう。
✅ 年齢やライフステージに合っているか
子犬・成犬・シニア犬、子猫・成猫・高齢猫では必要な栄養バランスが異なります。
ペットの年齢や体調に合ったものを選びましょう。
✅ 原材料や添加物は安心できるか
人間と同じように、ペットの体にも食べ物は大きな影響を与えます。
できるだけ無添加・保存料不使用・人工香料なしなど、素材にこだわったフードを選ぶのが理想的です。
✅ 食いつきが良いか
どんなに栄養バランスが良くても、食べてくれなければ意味がありません。
フードを切り替えるときは、少しずつ混ぜて慣らしていくのがポイントです。
◆ よくある疑問:「手作りごはん」はどうなの?
「手作りごはんは愛情たっぷりで良い」と感じる方も多いと思います。
確かに素材の安心感はありますが、栄養バランスを完璧に保つのは意外と難しいのが現実です。
手作りを取り入れたい場合は、ベースを総合栄養食にして、おかず的に手作りごはんを添えるといった方法がおすすめです。
手作りごはんを継続する必要がある方は、文部科学省が提供している「食品成分データベース」で栄養成分をチェックしてみることをおすすめします。
※総合栄養食の成分一覧はMERIEUX NUTRISCIENCES JAPAN株式会社さんが分かりやすく記載してくれています。
◆ まとめ:ベースは「総合栄養食」
ペットの健康を守るために、毎日の「ごはん選び」はとても大切です。
とにもかくにも、まずは「総合栄養食」と表示されたフードをベースに選ぶこと。
そして、年齢・体質・ライフスタイルに合った、安全で信頼できるものを選んであげることが、健康で長生きするための第一歩になります。
大切な猫ちゃん・わんちゃんの毎日に、栄養たっぷりで安心な「本当にいいごはん」を選んであげましょう。
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