猫ちゃんわんちゃんに絶対与えてはいけない食べもの7選【保存版】

猫ちゃんわんちゃんに絶対与えてはいけない食べもの7選【保存版】

人間にはおいしい食材でも、猫ちゃんわんちゃんにとっては命に関わる危険なものがあります。
今回は、飼い主さんがぜひ知っておきたい「絶対NGな食材」をまとめました。

意外と意識できていない食材もあるかもしれません。
愛する猫ちゃんわんちゃんの健康を守るためにも、ぜひ再確認してみてくださいね!


🧅 タマネギ・ネギ・ニラ・ニンニク

→ 赤血球を壊し、貧血や中毒症状を起こす原因に

タマネギなどに含まれるアリルプロピルジスルフィドは、猫ちゃんわんちゃんの赤血球を破壊します。
少量でも血尿や下痢、嘔吐、発熱などを引き起こすことがあります。

この成分は加熱しても分解されず、ハンバーグ・スープなどの煮汁にも含まれるため注意が必要です。

【注意】

 ・すき焼き・肉じゃがの煮汁もNG
 ・長ネギ、ニラ、ニンニクなども同様に危険


🍫 チョコレート

→ テオブロミンが原因で中毒に

猫ちゃんわんちゃんがチョコレートを食べると、嘔吐・下痢・発熱・けいれんなどの症状が出ることがあります。
特にダークチョコレートは成分が濃いため、少量でも危険。
テーブルの上や部屋に置きっぱなしにしない工夫が大切です。


🍬 キシリトール入りのガムやお菓子

→ 急激な低血糖や肝障害を引き起こす可能性あり(特にわんちゃん)

キシリトールは、人間では虫歯予防や口臭ケアに効果がある甘味料ですが、わんちゃんが摂取すると血糖値の急低下、嘔吐、けいれん、さらには肝不全など深刻な中毒症状を引き起こすことがあります。

ガムやミントタブレットなどに多く含まれ、うっかり一口で大量に摂取してしまうケースが多いのも特徴です。
少量でも命に関わる可能性があるため、保管場所には特に注意しましょう。


🍖 鶏の骨

→ 裂けやすく、のどや消化管を傷つけるおそれ

加熱された鶏の骨は縦に裂けやすく、噛んで割れると鋭い破片になってしまいます。
喉に刺さったり、胃や腸を傷つけたりする危険があるため、絶対に与えないようにしましょう。


🐟 生の魚介類(イカ・タコ・エビ・カニなど)

→ ビタミンB1欠乏症の原因に

イカやカニ、エビなどの生の魚介類にはビタミンB1を壊す酵素(チアミナーゼ)が含まれています。
猫ちゃんわんちゃんに与えるとB1欠乏による麻痺やけいれんを引き起こすおそれがあるため、加熱調理をして与えるようにしましょう


🍇 ブドウ・干しブドウ

→ 腎不全の原因に。猫も注意

原因物質ははっきりしていませんが、ブドウやレーズンを食べた猫ちゃんわんちゃんが急性腎不全になる事例が多数報告されています。
特にブドウの皮は絶対に与えてはいけません。


🐾 最後に

特にぶどうなど、「与えてはいけない食べ物」として認識できていましたか?
たまねぎのように有名なものもありますが、意外とまだ浸透していない食材も多く、知らないうちに与えてしまうことも。

「体に良いと思ってあげたものが、じつはNG食材だった」
そんな悲しいことにならないためにも、正しい知識を持つことは、愛情そのものです。

大切な家族のために、日々の「ちょっとした学び」を積み重ねていきましょう🐾


🚨 万が一、口にしてしまったら…

「何を」「いつ」「どのくらい」食べたのかを、できるだけ正確に確認しましょう。
症状が出ていなくても、すぐにかかりつけの動物病院に相談してください。

自己判断で様子を見るのは危険です。
早めの対応が、愛する猫ちゃんわんちゃんの命を守ります。

 

【参考】
環境省:飼い主のためのペットフード・ガイドライン
環境省:最初に知っておきたいこと<人間・犬・猫の違い>

 

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