【初めてでも失敗しない】愛猫・愛犬のフード選び完全ガイド|ドライとウェット、正しい選び方

はじめに:愛猫・愛犬の健康を守るフード選びの基本

愛猫・愛犬のフード選びは、愛猫の健康と長寿を支える最も重要な要素の一つ。
水分量によってドライフード(カリカリ)ウェットフード(缶詰やパウチ)の2種類に分類され、それぞれに異なるメリットがあります。

本記事では、基本的なフードの種類や総合栄養食の基準から具体的な選び方について、詳しく解説します。


フードの種類と特徴

◼️ドライフード(カリカリ)の特徴

ドライフードは水分含有量が10%以下のフードで、以下のような特徴があります。

メリット:

 ⭕️ 保存性が高い:開封後も比較的長期間保存可能で、酸化しにくい
 ⭕️ 歯の健康維持:噛みごたえがあり、歯石の付着を抑える効果が期待できる
 ⭕️ コストパフォーマンス:ウェットフードに比べて経済的
 ⭕️ 給餌の利便性:置き餌ができるため、猫であればお留守番が多い子に適している

注意点:

 ⚠️ 水分含有量が少ないため、必ず新鮮な水を一緒に用意することが必須
 ⚠️ 水をあまり飲まない猫ちゃんわんちゃんの場合、泌尿器系の健康に配慮が必要

 

◼️ウェットフード(缶詰・パウチ)の特徴

ウェットフードは水分含有量が70〜80%程度のフードです。

メリット:

 ⭕️ 嗜好性が高い:香りが強く、食いつきが良い傾向にある
 ⭕️ 水分補給を助ける:食事から効率的に水分を摂取できる
 ⭕️ 消化吸収が良い:柔らかく、胃腸への負担が少ない
 ⭕️ 低カロリー密度:水分が多いため、肥満対策にも有効

注意点:

 ⚠️ 価格が高め:ドライフードと比較してコストがかかる
 ⚠️ 保存性が低い:開封後は冷蔵保存が必要で、早めに使い切る必要がある
 ⚠️ 歯石が付きやすい:歯の健康維持には別途ケアが必要


総合栄養食とは?一般食との違い

◼️総合栄養食の定義

総合栄養食とは、ペットフード公正取引協議会がAAFCO(米国飼料検査官協会)の栄養基準に準拠して定めた基準をクリアしたフードです。

「総合栄養食と水だけで、猫や犬に必要なすべての栄養素をバランスよく摂取できるもの」を総合栄養食と呼んでいます。

パッケージに「総合栄養食」と明記されているものを選ぶことで、栄養バランスの心配がなくなります。

また、医師の処方のもと使用される「療法食」の場合、「総合栄養食」ではなく「主食」と呼び方が変わります。

 

◼️一般食・副食・療法食とは

一般食・副食:おかずやおやつとして与えるもので、単独では栄養が不足する
療法食:特定の疾患に対応した特別なフード(獣医師の指導のもとで使用)

主食として与える場合は、必ず「総合栄養食」「主食(療法食の場合)」を選びましょう。


愛猫・愛犬のライフステージ別フード選び

🍼子猫・子犬期(0〜1歳)

成長期の子猫・子犬には、高タンパク・高カロリーのフードが必要です。

 ・カルシウムやリンなどのミネラルバランスが重要
 ・1日3〜4回の小分け給餌が推奨される

🐈成猫・成犬期(1〜7歳)

適正体重の維持と健康管理が重要な時期です。

 ・避妊・去勢後は肥満に注意
 ・運動量に応じたカロリー調整が必要

🧶シニア猫(7歳以上)

加齢に伴う身体機能の変化に対応したフードを選びます。

 ・腎臓ケア:リン・ナトリウムを制限したフード
 ・関節サポート:グルコサミンやコンドロイチン、オメガ3オイル配合
 ・消化サポート:柔らかく消化しやすいウェットフードの併用


健康状態別のフード選び

水分摂取が心配な子

 💡 ウェットフード中心の食事がおすすめ
 💡 泌尿器系の健康維持に効果的
 💡 慢性腎臓病の予防にも有用

歯の健康が気になる子

 🦷 ドライフードの割合は維持
 🦷 定期的な歯磨き習慣
 🦷 口腔ケアグッズを取り入れる

食が細い・痩せ気味の子

 🍖 嗜好性の高いウェットフード(総合栄養食がおすすめ)
 🍖 少量で高カロリーなフード
 🍖 フードの温め(香りを立たせる)も効果的

アレルギー体質の子

 🦠 単一タンパク源のフード(メイン素材が一種類のフード)
 🦠 穀物不使用(グレインフリー)の選択肢
 🦠 獣医師監修の低アレルゲンフード


フード選びの5つのポイント

1. 一般食or総合栄養食の表示を確認

気になっているフードが「一般食」「総合栄養食」かをチェックし、メインは総合栄養食を選びましょう。
加えて、目的に合わせて一般食を「おかず」「おやつ」としてプラスすることをおすすめします。

2. 原材料の確認

第一原材料(原材料表記の一番目に記載されているもの)が肉や魚であること
・ミール類や副産物を使っていないものであること
・不要な添加物(香料、着色料、保存料など)の有無

3. 年齢・健康状態に合わせる

・子猫・子犬用/成猫・成犬用/シニア用の区分をチェック
・避妊去勢後用、腎臓ケア用など特定ニーズを満たしているもの

4. 賞味期限と適切な量

・賞味期限内に食べきれる量を購入
・開封後は密閉容器で保存(ドライフード)

5. 愛猫の嗜好性

・複数の味やブランドを試す(日常的にローテーションもおすすめ)
・突然の切り替えは避け、1週間〜10日かけて徐々に移行


ドライとウェット、どちらを選ぶべき?

👍 併用がベストな選択肢

プロの多くが推奨するのは、ドライとウェットの併用です。

推奨の組み合わせ:

 🍙 主食は総合栄養食のドライフード
 💧 水分補給としてウェットフードをトッピングorウェットフードタイムを作る
 ⚖️ 1日の必要カロリーを考慮して量を調整

具体例:

ドライフードを10g減らす = ウェットフード約50gを追加

※上記はPaw'sのパウチ(50g入り、34kcal)と一般的なカリカリ(フリーズドライでない)を想定しています。
普段与えているフードのカロリーを参考にしてみてください。


ライフスタイル別の選び方

ライフスタイル別、ウェットフード・ドライフードの使い分け表

フードの切り替え方法

段階的に移行することが重要

新しいフードへの切り替えは、1週間〜10日程度かけて徐々に行うことで、消化器系のトラブルを防げます。

切り替えスケジュール例:

注意点:

  • 便の状態を毎日チェック
  • 軟便や下痢が続く場合は切り替えペースを遅くする
  • 食いつきが悪い場合は、少量の温水でふやかすなど工夫する

よくある質問(FAQ)

Q1. ドライフードだけでも大丈夫?

A. 総合栄養食のドライフードと新鮮な水があれば、栄養的には問題ありません。ただし、水をあまり飲まない猫ちゃんわんちゃんの場合は、ウェットフードの併用が推奨されます。

Q2. ウェットフードは主食にできる?

A. 「総合栄養食」表示があれば主食として使用可能です。そのウェットフードが「総合栄養食」であることを確認し、表示の給与量を守って与えてください。

Q3. フードを食べない時の対処法は?

A. 以下の方法を試してみましょう:
 ・フードを人肌程度に温める(香りが立つ)
 ・新鮮なものに交換する
 ・食器を変える(髭が当たるのが嫌、キラキラが嫌、触り心地が嫌など)
 ・ストレスや体調不良の可能性もあるため、続く場合は獣医師に相談

Q4. 人間の食べ物を与えても良い?

A. 基本的には推奨されません。塩分や調味料が猫ちゃんわんちゃんには過剰で、健康を害する可能性があります。愛猫・愛犬専用のフードを与えましょう。

Q5. 複数のブランドを混ぜても良い?

A. 問題ありません。1日の給餌量を目安に、カロリーオーバーに注意しながら体型の変化をしっかりチェックし、肥満・痩せを防ぎましょう。


まとめ:愛猫・愛犬に最適なフードを見つけよう

愛猫・愛犬のフード選びで最も重要なのは、メインとして総合栄養食を選ぶこと、そして愛猫の年齢・健康状態・ライフスタイルに合わせて一般食をプラスすることです。

フード選びのチェックリスト:

 ✅ 「総合栄養食」の表示がある
 ✅ 愛猫・愛犬の年齢に適している
 ✅ 原材料が明確で安全性が高い
 ✅ 愛猫・愛犬の健康状態に配慮されている
 ✅ 嗜好性が高く、食いつきが良い

ドライとウェットの使い分け:

 🍽️ お留守番が多い → ドライフード中心で置き餌でのフードの劣化・食中毒リスクを下げる
 💧 水分補給が心配 → ウェットフード中心でより吸収効率の良い水分摂取を心がける
 ⚖️ バランス重視 → 両方を併用

フードは毎日の健康を支える基本です。
愛猫・愛犬がいつまでも元気で長生きできるよう、最適なフード選びを心がけましょう。


注目のウェットフード:Paw's Green Deli

国産・無添加・ヒューマングレードにこだわる方に特にオススメ

Paw's Green Deli(パウズグリーンデリ)は、食品製造のプロが本気で作る、食いつき抜群のペットフードブランドです。

Paw's Green Deliの特徴:

1. 人間と同じ品質基準の原材料

 ・国産素材を使用
 ・食品製造時と同じ品質の素材・同じ部位を使用(ヒューマングレード)
 ・香料・着色料・保存料・酸化防止剤等無添加で安心

2. ウェットフードでの総合栄養食ラインの展開

 ・ペットフード公正取引協議会が定めるAAFCO(米国飼料検査官協会)の栄養基準に準拠
 ・水分補給と栄養補給を同時に実現
 ・まぐろ・かつお・ささみの3種類のバリエーション

3. 健康サポート機能

 ・腸ヘルスケアシリーズ:腸活成分配合で消化器の健康をサポート
 ・フードアレルギーケア:単一タンパク質で低アレルゲン、お薬が不要な健康体質へ
 ・獣医師(皮膚科専門医)監修(フードアレルギーケア)

 ※フードアレルギーケアは購入時に施設コードが必要です。ご興味がある方はお問い合わせフォームよりご連絡ください。

4. 高い嗜好性

 ・高評価レビュー多数
 ・食いつき抜群の実績
 ・偏食の子や病気で食欲が落ちた子にも好評

5. お試しセットが充実

 ・6袋お試しセット(1,650円):まぐろ・かつお・ささみのアソート
 ・15袋セット(3,960円〜):じっくり試せて、常温で長期保存可能(製造から2年)

こんな子におすすめ:

 ・水をあまり飲まない子
 ・食が細い・偏食・病気で食欲が落ちている子
 ・アレルギー体質の子
 ・腸内環境が気になる子
 ・高品質なフードを求める飼い主さん


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