
愛犬・愛猫に安心を|安全なキャットフード・ドッグフードの見極め方
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「うちの子には安全なごはんを食べさせたい」
多くの飼い主さんがそう考えますが、「安全」の基準は人によって異なります。
無添加や国産、獣医推奨など、重視するポイントはさまざまです。
では、客観的に見た「安全なペットフード」とは何でしょうか。
私たちPaw's Green Deliがペットフード製造者の立場で考える安全なフードとは、原材料・製造工程・品質管理すべてで健康リスクを最小限にしたものです。
① 原材料の質と透明性
安全の第一歩は「何を使っているか」「どこから仕入れているか」を確認することです。
素材の鮮度や部位、産地が明確で、ヒューマングレード(人が食べても安全なレベル)の原材料を使用するブランドは信頼度が高いです。
また、トレーサビリティ(原料の追跡性)があると、万一問題が起きた場合も原因特定がしやすくなります。
✅ チェックポイント
・原材料や産地が具体的に明示されているか
・肉や魚の種類が「あいまい(副産物・ミール等)」になっていないか
・抗生物質や農薬への対策があるか
② 製造工程と衛生管理
どんなに良い原材料でも、製造時に食中毒菌などの有害菌が混入しては安全とは言えません。
加熱殺菌や衛生管理などの製造工程は、すべて食中毒菌リスクを下げるために行われていると言っても過言ではありません。
特に「生食」や「非加熱フード」は菌リスクが高く、加工工程での管理が重要です。
✅ チェックポイント
・加熱殺菌や衛生基準など、菌リスクを下げる工程があるか
・工場内の衛生管理・温度管理・検査体制が整っているか
③ 保存・管理のコツ
無添加フードは保存環境に左右されやすく、温度や湿度の変化でカビや酸化が進むことがあります。
購入前に賞味期限や保存方法、小分けパックの有無をチェックしましょう。
そして開封後は「密封・冷蔵・早めに使い切り」が基本です。
✅ チェックポイント
・保存料に頼らず、包装や乾燥工程で品質保持の工夫があるか
・個包装・使い切りサイズがあるか
補足:無添加=安全ではない
「無添加」という言葉は安心感がありますが、添加物を使わない分、保存性が下がるリスクがあります。
重要なのは、安全を維持する仕組みがあるかどうかです。
加熱殺菌や真空包装など、工程での安全策がきちんと設計されているブランドが望ましいでしょう。
④ 安全を守るための企業努力
一度の検査だけでは、長期的な安全は保証できません。
フードの品質を保つには、継続的な管理体制が不可欠です。
具体的には
✔️ 原材料ロットごとなどの定期的な品質チェック
✔️ 設備の定期洗浄・衛生記録
✔️ お客様の声を反映させた改良
などが挙げられます。
一見関係無いように思えるお客様の声に耳を傾ける姿勢も、企業の誠実さを見極めるひとつの指標になります。
発信されない部分(定期的な品質チェックや衛生管理の徹底など)を想像しながら、その企業の対応を観察することも大切です。
まとめ:安全性は「見える努力」で判断する
ペットフードの安全性をチェックするポイントは、
1.原材料の透明性
2.製造・保存の管理体制
3.安全を維持するための仕組み
です。
そして「安全」という言葉そのものより、その根拠が見えるかどうかで判断するのが最も確実です。
🐕Paw’s Green Deli商品の特徴
Paw's Green Deli(パウズグリーンデリ)では、それぞれの項目に対して次のような取り組みを行っています。
① 原材料の透明性 👍
国産素材(お魚は焼津漁港限定)を使用。
人間が食べられるのはもちろん、人間が「おいしい」と感じられる素材を贅沢に使用しています。
また、万が一商品にトラブルがあっても、いつ・どの船で揚がったお魚か、というところまで追跡することが可能です。
② 製造・保存の管理体制 👍
Paw'sの製造工場はHACCPの基準に準じた衛生基準を採用しています。
ウェットフードは密閉かつ加熱殺菌済みのため、無添加でも常温での長期保存(製造より2年間)が可能です。
フリーズドライフードについても、処理前に「蒸す」工程を挟むことで食中毒菌リスクを減らし、食品レベルの安全性を担保しています。
③ 安全を維持するための仕組み 💪
40年以上にわたり食品の安全性を守ってきたSTIフードホールディングスグループのスタッフが手掛けることで、これまで培ってきた工程をペットフードにも活かし、安全性を維持しています。
さらに、お客様の声を直接いただける仕組みを整え、いただいたご意見は商品改良にすぐ反映できる体制を整えています。