愛猫・愛犬のダイエットを考えているイメージ

「ちゃんとやってるのに痩せない」愛犬・愛猫ダイエット停滞の原因チェックリスト

🌱 食物繊維も取り入れた。
🍙 ごはんも減らしすぎていない。
それなのに、体型が変わらない。

「やり方が間違っているのかな…」と不安になる飼い主さんは少なくありません。

でも実は、ダイエットが停滞しているときほど、食事そのものではなく「見落としやすいポイント」が原因になっていることが多いのも事実です。

この記事では、愛猫・愛犬のダイエットが思うように進まないときにチェックしたいポイントを、順番に整理していきます。

今回お伝えしたいのは、ダイエットが思うように進まないのは「飼い主さんのせいじゃない」→「構造の問題」ということです。


ダイエットが停滞しているときの原因チェック

🟩 原因1:体重は減っていないけど、本当に「体型」も変わっていない?

体重計の数字だけを見ていると、停滞しているように感じるかもしれません。

でも、体重が横ばいでも、体型が変わっていることはよくあります。

 ・余分な脂肪が減って、筋肉がついてきた
 ・むくみや便秘が解消されて、見た目がすっきりしてきた
 ・くびれが少し出てきた

こうした変化は、体重計には表れにくいのです。
また、毎日見ていると日々の変化に気づきにくいのも事実。
だからこそチェックを記録に残すことがおすすめです。

📝 ご家庭でできる体型チェック(3つの視点)

1️⃣ 見た目|くびれとお腹のライン

 ・上から見たとき:肋骨のあとにくびれがあるか
 ・横から見たとき:お腹が持ち上がっているか
(猫ちゃんの場合、プライモーディアルポーチという自然なたるみがあるため、全体のバランスを見る)

2️⃣ 触った感覚|肋骨の探しやすさ

 ・理想体型(BCS3):薄い脂肪の層を通して、肋骨が触れる
 ・やや肥満(BCS4):肋骨を探すのに少し圧をかける必要がある
 ・肥満(BCS5): 肋骨がほとんど触れない

3️⃣ 行動の変化

 ・最近、動きが軽くなった/遊ぶ時間が増えた
 ・呼吸が楽そうになった
 ・階段や段差を嫌がらなくなった

こうした変化も、ダイエットの効果が出ているサインです。

💡 関連記事
体型チェックの詳しいやり方は、以下の記事をご参照ください。
【2026年版】愛猫・愛犬は太ってる?ご家庭でできるやさしい体型チェックリスト

 

🟩 原因2: おやつ・ご褒美が「ノーカウント」になっていませんか?

「しつけのときに少しだけ」
「かわいそうだから、ひとかけらだけ」

その「少しだけ」が、1日に何回も積み重なると、想像以上のカロリーになります。

⚠️ おやつのカロリー、実は侮れない

例えば、体重4kgの成猫や小型犬の1日に必要なカロリーは、活動量にもよりますが約200〜230kcal前後とされています。

一般的に、おやつは1日の摂取カロリーの10%以内に収めることが推奨されています。
つまり、おやつはその約10%(20〜23kcal程度)までが目安です。

市販のおやつは、1個で10〜30kcalのものも多く、「ちょっとだけ」を3回繰り返すと、それだけで1日の許容量を超えることもあります。

💔「かわいそう」の心理をやさしく見直す

猫ちゃんわんちゃんにとって、飼い主さんと一緒にいること、遊んでもらうこと、声をかけてもらうことも、とっても大きなご褒美です。

食べ物だけが、愛情表現ではありません。

おやつを減らすことは、決して「かわいそう」なことではなく、長く健康に一緒にいるための、やさしい選択なのです。

触れ合いを上手に取り入れながら、おやつはしつけの時など「ここぞ」という時に絞り、メリハリを付けて活用することがダイエット成功の秘訣です!

 

🟩 原因③ 活動量が以前と同じだと思い込んでいませんか?

ダイエットを始めたときと比べて、猫ちゃんわんちゃんの生活リズムは変わっていませんか?

👀 よくあるケース

  • 室内飼育で、外に出る機会が減った
  • 寒くなって、動きたがらなくなった
  • 加齢で、以前より寝ている時間が増えた

こうした変化があると、以前と同じ食事量でも、消費カロリーが減っているため、体重が減りにくくなります。

🍽️ 食事調整だけでは追いつかないことも

活動量が減っているのに、食事だけを調整しようとすると、
栄養不足やストレスにつながることがあります。

まずは、少しでも動きたくなる工夫を取り入れることが大切です。

  • おもちゃで遊ぶ時間を5分だけ増やす
  • キャットタワーや階段を使った上下運動を促す
  • 散歩のルートを少し変えて、刺激を与える

小さな積み重ねが、ダイエットの成功につながります。

 

🟩 原因④ 便・水分・食欲の変化、気にしてますか?

ダイエット中に見落としがちなのが、日々の「うんちの変化💩」です。

✔️ 便の状態から考えられる「ヒント💡」

  • 硬すぎる水分摂取量が少ない、または食物繊維の種類に偏りがある可能性
  • 軟便が続く:食事内容が体に合っていない、または消化に負担がかかっている可能性
  • 量が少ない:食事量が足りていない可能性

✔️ 食物繊維は「すぐに結果がでるもの」ではありません

食物繊維を取り入れたからといって、すぐに体重が変化するわけではありません。
本来の役割は、腸内環境を整え、満腹感をサポートすること。
便の状態が安定してきたら、食事内容が体に馴染んできたサインの一つとして捉えてみてください。

💡 関連記事
食物繊維の選び方や具体的な活用法は、【愛猫・愛犬のダイエットと食物繊維|ストレスフリーな減量方法】で詳しく解説しています。

 

🟩 原因⑤ 早く結果を出そうとして、調整しすぎていませんか?

💬「3日で変化が見えないから、もっと減らそう」
💬「今週も体重が減らないから、別のフードに変えよう」

その気持ち、とてもよくわかります。

でも、3日ごとに変える=永遠に安定しないのです。

📄 現実的な評価期間:1〜2週間

猫ちゃんわんちゃんの体は、私たちが思っているよりもゆっくりと変化します。

一般的には、1週間あたり現在の体重の約0.5〜1%(犬では最大2%程度)を目安に減量し、1〜2週間ごとに体重や体型をチェックしながら調整していく方法が推奨されています。

最低でも1〜2週間は同じ方法を続けて、体重・体型・便の状態をまとめて評価しましょう。

🎌 停滞期は「失敗」ではなく「調整期」

ダイエット中には、必ず停滞期があります。
これは、体が新しい生活に慣れようとしている証拠。

停滞期を焦って乗り越えようとすると、かえって体に負担をかけてしまいます。

「今は整える期間」と捉えて、便の状態・食欲・行動の変化を丁寧に観察しましょう。


まとめ|「整っているか」どうか、にまずは注目!

ダイエットが進まないと、「もっと食事を減らしたほうがいいのかな」と不安になります。

でも、うまくいかないときほど、ただ単に「減らす」ことより環境が「整っているか」を確認することが大切です。

  • 体型
  • 便
  • 生活習慣

それらが少しずつ噛み合ってくると、結果はあとからついてきます。

なお、犬や猫の減量は、1週間に現在の体重の0.5〜1%(犬では1〜2%)程度のゆるやかなペースが一般的な目安とされており、これより急激な減量はリバウンドや健康リスクにつながる可能性があります。

「ちゃんとやってるのに痩せない」は、失敗ではなく「見直しサイン」
猫ちゃんわんちゃんは変化が人間より小さいので、意外と結果が出てることも十分あり得ます。

焦らず、一つずつチェックしていき、のんびり理想体型を目指してくださいね!


よくある質問(Q&A)

Q1. 体重が減らなくても、ダイエットは続けたほうがいいですか?

A. 基本的には、すぐにやめずに様子を見ながら続けてください。体重が横ばいでも、体型や行動に変化が出ていれば、ダイエットは進んでいます。焦らず、1〜2週間単位で評価しましょう。

ただし、息切れがひどい、ぐったりしている、急に食欲が落ちたなど気になる変化がある場合は、一度獣医師に相談したうえでダイエット計画を見直しましょう。

Q2. おやつを完全にやめたほうがいいですか?

A. 完全にやめる必要はありません。1日の摂取カロリーの10%以内を目安に、低カロリーのおやつを選ぶ工夫をしてみてください。

Q3. 食物繊維を増やしたのに、便秘になりました。なぜですか?

A. 不溶性食物繊維が多すぎると、水分不足で便が硬くなることがあります。食物繊維を急激に増やさず、水分をたっぷり摂らせることから始め、同時に可溶性食物繊維(サイリウムなど)とのバランスを見直しましょう。

Q4. シニア期に入ったら、ダイエットは控えたほうがいいですか?

A. シニア期こそ、適正体重の維持が大切です。ただし、筋肉量が減りやすいため、急激な減量や自己判断でのフード給与量の大幅な減少は避け、獣医師と相談しながら進めることをおすすめします。

特にシニア期は、筋肉量の維持と関節への負担軽減の両立が重要なため、自宅判断で急に食事量を減らすのではなく、獣医師と一緒に減量速度やフードの設計を決めていくと安心です。


この記事のポイント

✅ 体重が減らなくても、体型が変わっていることはある
✅ おやつの「ノーカウント」が停滞の原因になりやすい
✅ 活動量の変化を見落とさない
✅ 便の状態で、食事が合っているかを判断する
✅ 停滞期は「調整期」。焦らず1〜2週間単位で評価する
✅ 減量は週0.5〜2%のゆるやかなペースで

 

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