フリーズドライフードとは?ドライフードとの違いや特徴を解説する犬猫のペットフード記事

フリーズドライフードとは?猫ちゃん・わんちゃんのごはんをわかりやすく解説【ドライフードとの違い】

最近「フリーズドライフード」という言葉を耳にする機会が増えてきました。

ドライフードやウェットフードとは少し違う、新しいタイプのごはんとして注目されています。

でも、

  • フリーズドライって何?
  • 普通のフードとどう違うの?
  • 主食として与えても大丈夫?

そんな疑問を持っている飼い主さんも多いのではないでしょうか。

この記事では、フリーズドライフードの仕組みや特徴、ドライフードとの違い、主食としての与え方までわかりやすく解説します。


フリーズドライフードとは?どうやって作られるの?

フリーズドライフードとは、食材を凍らせた状態のまま乾燥させ、水分だけを取り除く加工方法で作られたフードのことです。

低温で乾燥させるため、素材本来の香りや形を保ちやすいのが特徴です。

🔬 製造工程のイメージ

① 食材を急速冷凍(目安として−40℃前後以下)
② 真空状態にする
③ 氷になった水分を昇華させて乾燥

通常の乾燥は液体の水分を蒸発させますが、フリーズドライでは氷が直接水蒸気になる「昇華」という現象を利用しています。
この方法によって、食材の形や香りを保ちながら水分だけを取り除くことができます。


ドライフードと何が違うの?

ペットフードの中でもよく比較されるのが、一般的なドライフードです。

<フリーズドライと通常のドライフードの比較>
フリーズドライフードと通常のドライフードの違いを比較した表。製法、水分量、香り、食感、与え方の違いを解説。

ドライフードは高温・高圧で焼き固める工程がありますが、フリーズドライは低温で水分だけを取り除く製法です。そのため、素材本来の香りを保ちやすいと言われています。


フリーズドライフードの4つのメリット

🐾 香りが立ちやすい

素材の香りが残りやすいため、食欲が落ちている子でも食べやすいと言われています。

🥩 栄養を保ちやすい

長時間の高温加熱を行わないため、素材本来の栄養を保ちやすいのも特徴です。

💧 水で戻して与えることもできる

ぬるま湯やお水を加えると柔らかくなるため、シニアの子や歯が弱い子でも食べやすくなります。水分補給にもつながります。

📦 保存しやすい

水分量が約1〜5%程度と非常に少なく、軽くて保存しやすいのも特徴です。
一般的なドライフードの水分量が約10%前後であることと比べても、より乾燥した状態で保存されています。


主食として与えることはできる?

フリーズドライフードでも、パッケージに「総合栄養食」と表示されている製品であれば、主食として与えることができます。

総合栄養食とは、猫ちゃん・わんちゃんが健康を維持するために必要な栄養バランスが整えられたフードのことです。

✅ 主食として与えるための2つの条件

① 総合栄養食として設計されたフリーズドライフードを選ぶ
② パッケージに記載された給与量を守る

この2つを満たしていれば、それだけで毎日の主食にすることも可能です。

一方で、トッピングやおやつとして作られている製品もあるため、フードを選ぶ際には「総合栄養食」の表示を必ず確認することが大切です。


フリーズドライフードの注意点

便利なフリーズドライフードですが、知っておきたいポイントもあります。

⚠️ 加熱殺菌工程が含まれない

フリーズドライ加工は水分を取り除く工程であり、加熱による殺菌工程は含まれていません。

そのため、原材料の品質管理や製造環境の衛生管理がとても重要になります。

💧 水分を加えると菌が再び活動する可能性がある

水分量が約1〜5%と非常に少ない乾燥状態では菌の活動は抑えられます。
しかし、

  • 水やぬるま湯で戻したとき
  • 食べる際に唾液が触れたとき

など、水分が加わることで菌が再び活動する可能性があります。

🦠 食中毒菌の管理も重要

食品衛生の分野では、フリーズドライ食品において

  • サルモネラ菌
  • リステリア菌

といった食中毒菌への管理が重要とされています。

実際に海外では、フリーズドライを含む乾燥タイプのペット用おやつからサルモネラ菌が検出され、リコールや人の食中毒事例が報告されています。

そのためフリーズドライフードを製造する際には、どのような衛生管理や殺菌工程を行っているかも大切な選択基準になります。


Paw's Green Deliのフリーズドライフードの考え方

Paw's Green Deliでは、フリーズドライフードを作るうえで安全性への配慮を大切にしています。

フリーズドライ加工には加熱殺菌の工程が含まれないため、原材料の状態が製品の安全性に影響する可能性があります。

🫧 Paw'sが採用している3つのこだわり

① 素材を一度蒸してからフリーズドライ加工
② 衛生管理を徹底した製造環境
③ 国産ヒューマングレード素材の使用

素材を加熱処理したうえでフリーズドライ加工を行うことで、衛生面にも配慮した製品づくりを行っています。

Paw'sのフリーズドライフードの詳細はこちら


まとめ

フリーズドライフードは、

✅ 素材の香りが残りやすい
✅ 栄養を保ちやすい
✅ 保存しやすい
✅ 総合栄養食であれば主食として使える

といった特徴を持つ、わんちゃん・ねこちゃんの食事の選択肢のひとつです。

一方で、加熱殺菌工程がないぶん、製造側の衛生管理と原材料の品質がより重要になります。
選ぶ際は「総合栄養食」の表示と合わせて、製造元の衛生管理についての情報公開も確認してみてください。


次回の記事について

フリーズドライフードを選ぶうえで、もう一つ大切なポイントがあります。

それが「殺菌工程」や「衛生管理」です。

フリーズドライ加工は水分を取り除く技術ですが、菌そのものを完全に取り除く工程ではありません。

では、ペットフードメーカーはどのように安全性を確保しているのでしょうか。

次回の記事では、「フリーズドライフードの殺菌工程と衛生管理」について、もう少し詳しく解説します。
次回の記事もぜひ楽しみにしていてくださいね。


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