春の換毛期に見直したい!猫ちゃん・わんちゃんの食事と栄養ケア

春の換毛期に見直したい!猫ちゃん・わんちゃんの食事と栄養ケア

はじめに ── 春の抜け毛、気になっていませんか?

暖かくなってきた5月、ブラッシングのたびに大量の毛が抜けて「こんなに抜けて大丈夫?」と驚く飼い主さんも多いのではないでしょうか。
春は猫ちゃん・わんちゃんにとって冬毛から夏毛への生え替わり=換毛期にあたる大切な時期です。

この時期の抜け毛は自然な現象ですが、被毛の生え替わりを支えるためには、たんぱく質などの栄養が重要です
毎日あげるごはんだからこそ、「今の食事で足りているのかな?」と気になりますよね。

この記事では、春の換毛期に意識したい栄養素と、食事の見直しポイントをまとめました。
猫ちゃん・わんちゃんどちらの飼い主さんにも役立つ内容ですので、ぜひ参考にしてみてください。

📋 この記事の目次

  1. 換毛期とは?春に抜け毛が増える理由
  2. 換毛期に意識したい栄養素5つ
  3. 春の換毛期に実践したい食事の見直しポイント
  4. こんな抜け毛は注意 ── 換毛期以外の原因も
  5. まとめ

換毛期とは?春に抜け毛が増える理由

🐾 換毛期のしくみ

猫ちゃん・わんちゃんの被毛には、大きく分けて「オーバーコート(上毛)」と「アンダーコート(下毛)」の2層があります。
特にダブルコートの猫種・犬種では、季節に応じてアンダーコートが大きく入れ替わります。

  • 春の換毛期(3〜5月頃):保温性の高い冬毛が抜け落ち、通気性のよい夏毛へ
  • 秋の換毛期(9〜11月頃):密度のある冬毛が生えて寒さに備える

日照時間や気温の変化がきっかけとなり、ホルモンバランスの変動によって毛の生え替わりが進むと考えられています。

🐱🐶 換毛期が目立ちやすい猫種・犬種

すべての猫ちゃん・わんちゃんで換毛が起きるわけではありません。
以下のようなダブルコートの猫種・犬種は、特に春の抜け毛が多くなる傾向があります。

わんちゃん(犬種例) 猫ちゃん(猫種例)
柴犬・コーギー・ゴールデンレトリーバー・ポメラニアンなど スコティッシュフォールド・ノルウェージャンフォレストキャット・メインクーンなど
🐾 ポイント

シングルコートや完全室内飼いの子は換毛が目立ちにくいこともありますが、まったく生え替わらないわけではありません。
この時期の栄養ケアは同じように意識してあげましょう。


換毛期に意識したい栄養素5つ

被毛の主成分は「ケラチン」というタンパク質で構成されているとされています。
新しい毛をしっかり生やすためには、タンパク質をはじめとする複数の栄養素を十分に摂ることが大切です。

✅ ① 良質なタンパク質 ── 毛の「材料」になる

被毛だけでなく、皮膚の細胞の生まれ変わりにも欠かせない栄養素です。
動物性タンパク質(肉・魚・卵など)にはアミノ酸がバランスよく含まれており、猫ちゃん・わんちゃんの体に効率よく利用されやすいと考えられています。

換毛期は被毛の合成にタンパク質が多く使われるため、普段よりも消費量が増える時期ともいえます。
フードの主原料に良質な動物性タンパク質が使われているかをチェックしてみましょう。

✅ ② オメガ3脂肪酸(EPA・DHA)── 皮膚のバリアをサポート

青魚などに豊富なオメガ3脂肪酸は、皮膚の炎症をやわらげたり、被毛のツヤを保つのに役立つとされています。
換毛期はフケやかゆみが出やすくなる子もいるため、皮膚コンディションを内側から整える意味でも意識したい栄養素です。

⚠️ 注意

魚由来のオイルやフードを選ぶ際は、原材料の品質や産地がわかるものだったり、原材料の透明性が高いブランドを選ぶことをおすすめします。

 

✅ ③ 亜鉛 ── 皮膚・被毛の新陳代謝に関わるミネラル

亜鉛は細胞分裂やタンパク質の合成に関わるミネラルで、不足すると毛のパサつきや皮膚トラブルの一因になる可能性があるといわれています。
特にわんちゃんは亜鉛の吸収効率が低い子もいるため、フードに十分量含まれているかが大切です。

✅ ④ ビタミンA・ビオチン ── 皮膚のターンオーバーを助ける

ビタミンAは皮膚や被毛の健康維持に関わるビタミンです。
ビオチン(ビタミンB7)は被毛の形成をサポートするとされ、毛並みの改善が期待される栄養素のひとつです。

これらは総合栄養食として設計されたフードであれば基本的に含まれていますが、手作りごはんやトッピング中心の場合は不足しないよう意識してあげるとよいでしょう。

✅ ⑤ 食物繊維・腸内環境ケア ── 栄養吸収の「土台」として

どんなによい栄養素を摂っても、腸の状態が整っていなければ大切な栄養素を十分に吸収できないことがあります。
換毛期にグルーミングで飲み込む毛が増え、お腹の調子を崩しやすくなる猫ちゃんもいます。

🐾 ポイント

乳酸菌や食物繊維を含むフードを取り入れ、腸内環境を整えておくことが間接的な毛並みケアにもつながると考えられています。


春の換毛期に実践したい食事の見直しポイント

「特別なことをしなきゃ」と構える必要はありません。
以下のチェックリストで、今のごはんを見直すきっかけにしてみてください。

🍽️ 食事見直しチェックリスト

 □ フードの主原料に動物性タンパク質が使われているか
 □ 原材料に魚やオメガ3脂肪酸の供給源が含まれているか
 □ 着色料・香料など不要な添加物が入っていないか
 □ ウェットフードやスープ系の水分補給は十分か(特に猫ちゃん)
 □ お腹の調子は安定しているか(便の状態をチェック)
 □ ドライフードだけの場合、トッピングで栄養バリエーションを補えているか

ただし、これら全てを必ず毎日満たさなければいけない!と思い詰める必要はありません。
まずは週に1日、どれかの項目を満たせる日を作ってみる、というように、ゆっくり取り組んでいただくのが継続のコツです。

🐾 トッピングやウェットフードの活用もひとつの方法

「今のフードを変えるのは不安…」という飼い主さんには、いつものごはんにトッピングやウェットフードをプラスする方法もあります。
魚ベースのトッピングであれば、オメガ3脂肪酸の補給と水分摂取を同時にサポートでき、食いつきの改善につながることもあります。

Paw's Green Deliの総合栄養食シリーズは、魚や肉を主原料に、ヒューマングレードの素材で国内一貫製造されています。
原材料がシンプルで、何が入っているかがわかりやすいので、「フードの中身をきちんと確認したい」という飼い主さんにも選んでいただきやすい設計です。
👉 総合栄養食シリーズはこちら

また、お腹の調子が気になる子には、乳酸菌や食物繊維を配合した腸・ヘルスケアシリーズもあります。
換毛期にグルーミングが増える猫ちゃんの腸内環境サポートとしても、ひとつの選択肢になるかもしれません。
👉 腸・ヘルスケアシリーズはこちら


こんな抜け毛は注意 ── 換毛期以外の原因も

春の抜け毛はほとんどの場合、自然な生理現象です。
ただし、以下のようなサインが見られる場合は、換毛以外の原因が隠れている可能性もあります。

⚠️ 早めに獣医師さんへ相談を
  • 一部分だけ円形にハゲている
  • 皮膚が赤い・フケが大量に出る
  • しきりに体を掻いたり噛んだりしている
  • 抜け毛の量が例年より明らかに多い
  • 新しい毛がなかなか生えてこない

これらの場合は、アレルギー・皮膚感染症・ホルモン疾患などの可能性も考えられます。
気になる症状があれば、早めにかかりつけの獣医師さんへご相談ください。


まとめ ── 春のごはん見直しが、夏の毛並みをつくる

春の換毛期は、猫ちゃん・わんちゃんの体が夏に向けて準備を進めている大切な時期です。
この時期に摂る栄養が、これから生えてくる夏毛の質やツヤに影響すると考えられています。

📝 この記事のまとめ

  • 良質なタンパク質を主原料としたフードを選ぶ
  • オメガ3脂肪酸・亜鉛・ビタミン類で皮膚と被毛をサポート
  • 腸内環境を整えることが栄養吸収の土台になる
  • トッピングやウェットフードで水分と栄養バリエーションをプラス
  • 異常な脱毛や皮膚トラブルがあれば獣医師さんに相談

GWのお出かけや気温の変化で体調が揺らぎやすいこの季節。
猫ちゃん・わんちゃんの毛並みとお腹の調子をあわせてチェックして、気持ちよく初夏を迎えましょう。


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